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[#289] 何とも言えない『寂しい作業』
『寂しい作業』
(Aメロ)
こんな私の居場所など どこにありましょうか? 水のように流動的
誰も教えてはくれずに 歌声は凍ったり、気化したり
(Bメロ)
もしもの話なんて嫌いだけど 違う道なんていくらでもあったでしょう
でも生きる上で隣にあなたがいなかったら誰かと比べる私のまま
(サビ)
愛とはまるで水のように 形のないものだけど
もうわかったんだ それは確かにここにある
水面(みなも)が揺れてあなたに触れる
そこにあなたがいたから愛せる現在(いま)があるのでしょう
(2Aメロ)
どんなあなたでもいいから そのままでいいから いつか言ってくれたね
人は当たり前に慣れて 時を重ねたなら 素直だけでは生きれない
(2Bメロ)
この気持ちを表す言葉なら 今はわかってるんだよ 恥ずかしいだけなの
こんなありふれてる言葉になるけど つまりはこの想いを そう愛と呼ばせて
(2サビ)
透明なままいたいけれど 想いが混ざり曇ってく
それでもいいの あなたが濾過してくれるから
勇気が足りないなんて言わないで
私も同じよ 愛で満たして流れるままに
(Dメロ)
愛は見えないけど 触れることができるのは何故?
あなたがいる それはつまり 愛がここにあるという証でしょう
(ラストサビ)
愛とはまるで水のように 形のないものだけど
もうわかったんだ それは確かにここにある
水面(みなも)が揺れてあなたに触れる
そこにあなたがいたから愛せる現在(いま)があるのでしょう
あなたと2人 愛で満たして流れるままに
今LEGO以外の作詞をしている時間があるのだが自分の歌詞のストックフォルダを見てみるとこんな歌詞があった。
誰とは言えないが、あるアーティストの歌詞コンペに提出してあっさり落選した歌詞だ。
もう一度読み返す。
なかなか良い歌詞やん。
なんでこんな良い歌詞が落ちたんや。
そんな恨み節は置いておいて。
これを読んでまた思ったんだ。
前回のコラムで心や静と動、生と死、太陽と月、白と黒。
これらを歌うことが多いと書いた。
まだ自分の癖みたいなものをこの中に見た。
心もそうだが、僕は愛とか水とか想いとか”目に見えないもの”を言語化したいんだな。
そんな癖があるんだな。
そんな歌詞ばかり書いているんだな。
LEGO以外の提供歌詞にもその癖は僕印のハンコのように描かれているんだな。
僕はバンドを始めてからずーーーーーーーーっと、見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んでいるんだ。
今も。
バンドが鳴らす音も目には見えない表現。
吃音も目には見えない障害。
いつか僕は見たいものが見えるのか。
それとも見えないものをもっと可視化できる言語能力が身につくのか。
一人で向き合う作業だ。
でも一緒に探そうよ。
と思う。
あなたも。
一人では寂しい作業だ。
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