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[#260] 何とも言えない 『年末年始に厄年の本領を発揮しました』
『年末年始に厄年の本領を発揮しました』
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますなんていつもお世話になりまくっているこれを読んでくれているあなたに言うことすら心苦しいですが、今年もよろしくお願いします。
皆さん、いかがお過ごしでしたか?
僕は実家でずっと何かしらが口に入っている状態で過ごしておりました。
実家ってなんであんなに無限に食べ物が出てくるんですかね?
ちなみに僕の娘もずっと何かしらが口に入っておりました。
実家って何であんなに孫に甘いんですかね?
娘がフルーツが好きだと言うと、この世のすべてのフルーツが用意されてました。
娘がアンパンマンが好きだと言うと、無限にアンパンマンのおもちゃが出てきました。
しかしその実家に帰る年末に事件は起きていました。
大きな荷物を持って娘を抱っこしながら東京の家の玄関を出ました。
そこには慣れ親しんだ階段がある。
それなのに僕はなぜか足を踏み外し、でも娘を抱っこしているので受身も取れず、自分の体重と娘の体重と大きな荷物分を両膝だけで受け止めた。
両膝は激痛で、でも娘を落とすわけにもいかない。
悶絶とはこのこと。
年末に僕は何をしているのかと情けなさが後からやってくる。
ズボンを上げて膝を見ると、両膝から血が流れている。
新幹線の時間もあるので奥さんと娘を先に行かせ、僕はすぐに家に舞い戻り絆創膏を探す。
その間も血は流れ続ける。
年末の掃除もあって絆創膏のありかがわからない。
奥さんに電話で聞いて必死の思いで見つけ出した絆創膏はなぜかデザインが総柄の花柄。
可愛らしい花柄。
何が嬉しくておっさんが年末に膝から流血し花柄の絆創膏を両膝に貼らないといけないのか。
僕は両膝からお花が咲いた状態で駅に向かった。
甥っ子の双子がいる。
今は小学2年生でサッカーに夢中だ。
去年の誕生日も先日のクリスマスもサッカー用品をプレゼントした。
当たり前だが双子なので誕生日も同じ、クリスマスもお年玉もすべて二倍の値段がかかる。
うぜーけど、可愛いから仕方ない。
年が明けて近くの公園に行ってみた。
実家の近くの公園は広すぎる。
さすが田舎だ。
僕が本気でボールを蹴っても余裕なくらいの広さ。
横で娘はお婆ちゃん(僕の母)とブランコに乗っている。
ブランコに乗るのは初めてですごく喜んでいた。
よく考えると東京のいつもの公園にはブランコがない。
やはり危ないからなのか?
それを横目に。
一応ヒロキおじさんも元サッカー部。
まだ双子には負けないくらいの技術はある。
でも近い将来負けるんだろう。
それが悲しくも嬉しいのかもしれないが、今は負けたくないので本気でタックルして双子を薙ぎ倒してボールを奪ったりした。
最後にいいところを見せようとテクニカルなリフティングを始めるおじさん。
双子の甥っ子たちは「すげ~」なんて言ってくれておじさんご満悦。
調子に乗ったところでボールの扱いをミスり派手にすっ転ぶおじさん。
双子の甥っ子大爆笑。
ついでに見ず知らずの犬の散歩をしていたおっさんにも笑われる。
悶絶とはこのこと。
年始に僕は何をしているのかと情けなさが後からやってくる。
右肘に激痛。
袖を捲り上げると血が流れている。
さすがに実家には無地の絆創膏があったので貼った。
実は今も両膝と右肘が痛い。
肘は大丈夫だが、両膝にはまだ絆創膏が貼られている。
さすがにもう花柄ではないが。
厄年って年を跨いでも厄年なのですか?
それとも四月更新?
カレンダーにも一月始まりと四月始まりの二種類あるみたいに。
娘は大量のお年玉をもらいご満悦。
中身よりもポチ袋のアンパンマンやミッキーやキティちゃんに夢中だ。
去年もらったお年玉もそのまま大切に保管してあったので、今年の分もそこにまとめる。
そこには去年はいたけど今年亡くなってしまった故人の名前が手書きで書いてあるポチ袋があった。
当たり前だが今年はもうその人からのお年玉はない。
そのポチ袋は一生捨てられない。
娘の物心がついた時に見せてやろうと思う。
正月に新幹線代やお年玉で貧乏になる親と、大量のお年玉をもらい裕福になる娘。
今年親族に新たに子供ができる予定だ。
来年からまた出費が増える。
亡くなったり、産まれたり、お金が増えたり、減ったり。
僕が亡くなる側の立場になるまでこの愛しき正月の行事は続いていく。
家族と友達とメンバーとこれを読んでくれている人の健康と幸せを願う。
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