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[#258] 何とも言えない 『ノーモア乾燥』
『ノーモア乾燥』
絶対に風邪を引きたくない。
去年娘から移されたわけでもなく、ただただ僕がインフルエンザを患った。
そして僕はライブを飛ばしてしまった。
メンバーやスタッフに迷惑をかけたし、お客さんにも申し訳ない思いでメンタルも辛かった。
あんな思いは絶対にしたくない。
なので先日のPOP UPでは少し失礼かな?と思いながらもマスクをしての接客をさせていただいた。
今このコラムを書いている我が家の湿度は59%。
ダイソンの加湿器のディスプレイが正しければ。
悪くない。
加湿器は二つ。
もう一つは象印のものだ。
これは最強。
ネットで調べまくった。
その上、洗濯物も部屋干しすることもある。
手洗いうがいなんて子供の頃は命令されるものという認識でうざい行為だった。
しかし今は絶対に風邪を引きたくないため喜んでする。
この世には”絶対”なんてはないけど、僕が絶対に風邪を引きたくないという思いだけは”絶対”なのだ。
唯一この世にある絶対がこれだ。
長いツアーが終わった。
最後は福岡と札幌という二本のライブで幕を閉じるツアーだ。
福岡から札幌なんていう移動をしたことがない。
空港を出た時の空気が違う。
福岡も寒かった。
札幌はレベルが違う寒さだった。
こんな気温差に体調を崩すわけないは行かないと強い心を持った。
まだ僕には年内ファンクラブイベントもPOP UPも年末のアコースティックライブもあるのだ。
これを読んでくれているあなたにも風邪を引くわけには行かない事情があると思う。
風邪を引いたって大丈夫な人なんていないか。(でも子供の頃、風邪で学校を休むことは何となく嬉しかった)
なので僕だけが忙しいアピールをしたいわけじゃないことは理解してほしい。
切られるような風が吹いて、落ち葉が舞って、ジャングルジムの鉄は冷たく、袖で鼻水を拭いて、耳の感覚がなくなる。
僕はもうあんな冬を経験できないのだ。
じいちゃんが畑で焚き火をして、その中にアルミホイルで巻いた芋を放り投げて焼けたら食べて、釣り堀で出てくるチキンラーメンは世界一美味い。
僕はもうあんな無責任で守られた冬を経験できない。
風邪を引けば仕事が出来ず、誰も守ってくれず、逆に我が子が風邪を引かないように守らなければならない。
石油ストーブの匂いが恋しいけど、一歳時がいる家庭に石油ストーブは一番向いていない。
電気代は高いがオイルヒーターと加湿器が静かに動いている。
普段のライブは少し歌って、少し話して。
喉のケアなんて普段はしない。
しかしファンクラブイベントは喋りまくる。
POP UPも喋るまくる。
どちらも準備などであまり寝れず、寝不足のまま迎える。
一応無事終了。
今のところ体調に変化はない。
そしてこのコラムが更新された今。
残すはアコースティックライブだけになった。
東京と大阪。
その当日だけ頑張ればいいわけではない。
何度もリハーサルがある。
全て体調に気をつけながら頑張る。
なんてったってこれが本業。
僕は音を出して19年ご飯を食べている。
来年20年目を迎える。
来週このコラムが更新された時は無事年内の仕事が終わっているのか、それとも気が緩んで体調を崩しているのか、それともライブ前にもう体調を崩しているのか。
猫に乾燥はないのか。
加湿器から出る蒸気に始めは興味津々だったが今では飽きて無視だ。
来年のスケジュールを整理し始めているのが、もう年末なんだと思わせられる。
実は来年一月に講演会のようなお仕事が入った。
まさかの新年一発目のお仕事は音楽でも、文筆でも、アパレルでもなく講演会だとは。
講演会も話すお仕事なんだから体調や喉に気をつけないと。
それでも夏が来ればジメジメした湿度を嫌うことになる。
そしてまた冬が来て乾燥を嫌う。
そして年末が来て年が明ける。
僕らはそれをあと何回繰り返せるだろうか。
娘が出来てカウントダウンのように感じてしまっている。
彼女が元気に大晦日のカウントダウンができるように今日も象印の加湿器に水を足す。
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