[#32] 何とも言えない 『開けていても仕方がない目蓋』

『開けていても仕方がない目蓋』

何も考えない時間。

ダラダラしたり、心を無にしたっていいだろう。

そんな優雅な時間は人には必要だとよく聞く。

でも僕は思う。

考えないといけない事や、やらなくてはいけない事があるのにダラダラする時間が最も優雅だと思う。

何かに追われているにも関わらず、昼からミヤネ屋を見てはゴロゴロする。

これより優雅な時間があるなら教えて欲しい。

そうこうしている内にテレビも携帯もゲームも漫画も必要なくなり、それらを凌駕する時間に突入する。

それが優雅の時間の中のピークポイントであり真骨頂。

開けていても仕方ないと判断して閉じる目蓋だ。

これでそのまま昼寝をするのもよし、仕事に追われているのに瞑想する自分に酔うのもよし。

全ての悪事をやり尽くさないと仕事のスイッチが入らない人もいるのだ。

僕がそうであるように。

締め切りだけは死んでも守り抜くという信念がある人は是非試してもらいたい。