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[#268] 何とも言えない 『保育園の合否は!?』
『保育園の合否は!?』
第一希望の保育園に入りたいがために離婚した夫婦もいたそうな。(片親の方が入りやすいらしい)
すごい話だ。
雨の日はタクシーで保育園の送り迎えするという知人がいる。(そのくらい遠いらしい)
すごい話だ。
希望の保育園に入りたいがために申込書と一緒に区役所にお手紙を書く人もいるという。(効果はいかに?)
すごい話だ。
先週書いた僕が良いと思っている保育園は特に広いわけでもない。
園庭はないが、小さな中庭がある。
お子さんや保育士さんの雰囲気が良かった。
誰でも参加できるイベント行事にも行ったがその場にいる全員が楽しそうだった。
あと忘れてはいけないのが家からめちゃ近い。(これ大事)
このように第一希望をどこにするかはすぐに決まった。
問題は第二希望以降だ。
だって東京の保育園は店員オーバーは当たり前。
だから第九希望まで書かなくてはいけない申し込み用紙があるのだ。
あの園庭が広い所は勉強とかはまったくなかったなぁとか。
あの池から比較的近い所は子供たちの元気がなかったなぁとか。
粗探しをし始めると目についてしまう。
まず第一希望の保育園も完璧ではない。
これ…もしかして第九希望まで書いても、どこも受からないなんてことないよね…?
第九希望って。
九も希望はない。
僕はただただあの第一希望の保育園に娘を入れたいのだ。
区役所にお手紙を書く人の気持ちがわかってきた気がする。
申し込みの締め切りが迫り、我が家は第一希望の保育園の名前を筆圧を強めに書き、それ以下の保育園もきちんと話し合い順番を決めた。
あとは祈る。
とにかく祈った。
合否は郵送で書類が届くことになっている。
僕は高校受験で落ちた経験がある。
大学受験も第一希望の大学には行けなかった。
なんとなく僕はその辺の運がない気がする。(運じゃなく学力がないだけだが)
娘の保育園まで落ちたら僕のせいかもしれない。
申し訳ない。
何ヶ月祈っただろうか。
郵便ポストを気にする日々が続く。
そんなある日奥さんが言った。
「あ、そういえば第一希望の〇〇保育園に決まったよ」
はい?
僕は慌てて聞き返す。
「郵便届いてた?」
「いや、ネットで先に番号出てるから」
なんですって!?
それなら先に言ってくれ。
「とにかく良かったねー!」
そう言ってリビングで奥さんがハイタッチをしてきたので僕もハイタッチをした。
それはスラムダンクの桜木と流川のよう。
明日は雛祭り。
その決まった保育園には園児じゃなくても参加できる雛祭りのイベントがある。
さて、先輩たちに挨拶でもしに行こうか。
そのイベントに申し込み僕と娘はこれから毎日通う保育園に面通ししに行く。
手を繋いで、ヨチヨチ歩きで。
家から近いとはいえ、彼女と歩くと普段の何倍も時間がかかる。
そんな時間は一瞬で過ぎていくという。
めんどくさくても同じスピードで歩いてみる。
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