Users who sent the Heart
No user sent the Heart yet..
![](/assets/renewal/common/img_icon_no_image-b8809490fc9aae7083bdedab5e27c5e729cfd8b69b11bdcc104b6584a9819f7d.png)
![](/assets/renewal/club/common/icon_favorite-ec2a3080af4c7e8a15091e1ee6e68082f072ccbfce2557ac06945cf77864c400.png)
![](https://bitfan-id.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/store/6892bfb8ad80bc59aaf8038d48e76623.jpeg)
[#204] 何とも言えない 『Need your tears』
『Need your tears』
「エモい曲だけのツアーやるぞ」
これが決まった段階で新曲の制作にとりかかった。
エモい新曲を。
来てくれる人に懐かしかったねとか、あの曲聴けたねって感想だけを持って帰ってもらうだけじゃダメ。
LEGOの奴らめ!エモい新曲まで用意してやがった!って思って帰って欲しかったんだ。
この僕らの状況を歌詞にするなら”渇き”だと僕は思った。
中堅になっても新曲持って帰ってほしいなんて思う貪欲さも。
どこか萎れて諦めてしまいそうになる心も。
どちらも描いてみたい。
その時に必要な水分はもう枯れてしまっているなら、その悔しさから出る涙を使ってでも渇きを潤していくんだ。
そんなストーリーを。
進んでいくにつれ自分の涙では足りないほど渇いていることに気づいた。
もうこうなったら一緒に歩んでくれるあなたの涙さえもよこせと言いたくなってきた。
一緒に悔し涙も、嬉し涙も流した仲でしょうよ。
また良い涙を一緒に流せたらと、歌詞を締めくくった。
I need your tears
砂漠の町 サボテンが歌う こんなとこでも咲いているんだな
水の中で 頼みもせず いつの間にか始まったのは生命
渇く喉に オアシスはない 夢なら飲み干してしまったよ
かさつく肌 夢はどこだ 溢れるほど湧いていた
水のない花瓶に刺さる花は何だか 今の僕に重なっていた
涙さえも僕たちはかき集め 心に水をやろう 君のその涙もくれよ
僕たちは枯れてはない 渇いていただけなんだ そうだろう?
もっと欲しくて 涙集めてた
thirsty thirsty 誰か泣かせた涙で
thirsty thirsty 花瓶に水をあげましょう
thirsty thirsty 砂のようにすり抜けてく
水も夢も愛も不確かで掴めない
涙さえも僕たちはかき集め 心に水をやろう 君のその涙もくれよ
僕たちは枯れてはない 渇いていただけなんだ そうだろう? もっと欲しくて
悲しいだけの涙じゃない 火傷するほどの熱い涙 流せた日々はいつか
忘れたわけじゃない 君を想う それだけで 頬をつたう涙を そっと集めて花瓶に注げたら
夢が咲いた
I need your tears
こちらのコラムが気に入った方はハートでのご支援をお願いします。
支援金の一部は、吃音症で苦しむ方々のNPO法人へ寄付されます。